天気の子(2019)

天気の子
制作:2019年
監督:新海誠
脚本:新海誠
深海監督作品の映像って本当に美しいと思いながら楽しんだ。ワケアリの中学生男女とそれを取り巻く人々の物語なんだけど、この物語では雨が一体どんな役割を果たしているのか。
新海誠監督の作品では「言の葉の庭」がとても好きなんだけど。実は「秒速5センチメートル」とか「君の名」は、それほどはまらなかった。
物語について
天気を操れるワケアリの女子中学生(天野陽菜)とこれまたワケアリの男子中学生(森嶋帆高)が出会って、自分たちの生き方を選択していく物語。
個人的には、森嶋帆高に対してあやしい編集者の男、須賀圭介の「主体性がないな」と評価してたんだけど、いつの間にか、自分で考えて自分で行動するようになっていく展開が嬉しかった。
演技について
声優さんたちの演技力ってのはよくわからないんだけど、陽菜を演じた森七菜のあどけない感じは良かった。役どころと年齢が近かったからかな。また、帆高やくの醍醐虎汰朗も爽やかで良かった。
須賀圭介は小栗旬がアテてて、怪しさというか、何かを引きずってる感じが好印象だったなぁ。
映像について
新海さんの映像って本当に良いね。言の葉の庭も水がきれいだったし、今回の雨の猫写もすごかった。雨にこだわってるのかな。
音楽について
君の名は、作品自体あんまりはまらなかったんだけど、この作品でのRADWIMPSの曲は響いた。映像にマッチしていたね。