ガボンの危険情報、全土で「レベル1:十分注意してください」を継続(内容更新)

参照元:外務省 海外安全ホームページ|https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T112.html

外務省は、ガボン全土に対する危険情報を引き続き「レベル1:十分注意してください」として継続しました(令和7年12月12日更新)。2025年4月に政変後初となる大統領選挙が平穏裏に実施され、政治情勢は安定傾向にあるものの、都市部での一般犯罪や薬物関連事案が多発しており、十分な注意が必要です。

危険レベルと主な注意点(要チェック)

項目詳細
危険レベルレベル1:十分注意してください(全土で継続)
政治情勢2023年8月の政変後、2025年4月の大統領選挙を経て政治情勢は安定傾向。
一般犯罪首都リーブルビルや地方都市ポールジャンティを中心に、侵入事案、ひったくり、暴行などの一般犯罪が多発。特に乗合タクシー内でのスリや強盗に注意が必要。
薬物事案大麻、コカイン等の薬物問題が深刻化。空港等で見知らぬ人からの荷物の運搬依頼は、運び屋にされるリスクがあるため厳に避けるべきです。
海賊事案ギニア湾では、依然として武装集団による誘拐や強盗などの海賊事案が多発しているため、海路での移動、特に夜間は十分な警戒が必要です。

滞在にあたっての注意

  • テロ・誘拐は世界中で発生しており、ガボンにおいてもリスクは排除されません。常に最新の治安情報(外務省海外安全ホームページ、たびレジ等)を入手し、観光施設周辺や人が多く集まる場所では特に警戒してください。
  • リーブルビル市内には治安上特に注意を要する地区があり、不用意に近づかないことが重要です。
  • 地方・農村部では、通信回線や医療体制が十分でない地域が多く、事件・事故に巻き込まれた場合に適切な支援が得られない可能性があります。

結び

ガボンは政治的には安定しつつありますが、一般犯罪のリスクは依然として高い水準にあります。渡航・滞在の際は、「自分の身は自分で守る」という意識を強く持ち、十分な安全対策を講じることが重要です。

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