中国海軍フリゲート2隻、大隅海峡と沖縄・宮古島間を航行し東シナ海へ—往復行動を確認

参照元:統合幕僚監部|https://www.mod.go.jp/js/pdf/2025/p20251210_02.pdf

統合幕僚監部は、令和7年12月10日、中国海軍のジャンカイⅡ級フリゲート2隻が、大隅海峡と沖縄本島・宮古島の間をそれぞれ航行し、東シナ海へ向かったことを確認したと発表しました。この2隻は、いずれも12月8日に太平洋へ向け航行していた艦艇と同一であり、往復行動が確認された形です。

艦艇の航行ルート(要チェック)

艦番号艦種12月10日の行動往復行動が確認された海峡
529ジャンカイⅡ級フリゲート種子島の東約70kmを西進後、大隅海峡を西進し東シナ海へ。大隅海峡
548ジャンカイⅡ級フリゲート宮古島の北東約140kmを北西進後、沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進し東シナ海へ。沖縄本島・宮古島間

自衛隊の対応

防衛省・自衛隊は、海上自衛隊の護衛艦「あぶくま」、掃海艇「ししじま」、および哨戒機「P-1」により、終始警戒監視・情報収集を実施しました。

結び

中国海軍の艦艇が、主要な海峡を往復して活動している状況は継続しています。防衛省・自衛隊は、引き続き警戒監視を徹底し、わが国の領土・領海の安全確保に努める方針です。

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