ベネズエラ全土の危険レベルが「3」に引上げ—米国との緊張や航空便不安定化を受け渡航中止勧告

参照元:外務省 海外安全ホームページ|https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T108.html

外務省は、令和7年12月4日付で、ベネズエラ全土に対する危険情報を「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」に引き上げました。一部の地域では継続ですが、危険レベル2であった地域が一斉に引き上げられた形です。政治的・経済的な混乱が続く中、さらに米国との間で緊張が高まっている現状は、非常に懸念される事態です。

危険レベルと引上げの主な理由(要チェック)

今回の全土レベル3への引き上げは、主に以下の要因に基づいています。

項目内容
危険レベル全土:レベル3(渡航中止勧告)
主な理由・中南米の麻薬密輸組織への地上攻撃報道などによる米国との緊張の高まり
外国との航空便の運航が不安定な状態にあること。

加えて、政治的混乱や高いインフレ、深刻な貧困を背景に、殺人、強盗、誘拐などの凶悪犯罪が依然として高い水準で多発しています。

滞在者への呼びかけ

外務省は、どのような目的であれベネズエラへの渡航を中止するよう強く勧告しています。

  • 既滞在者: ベネズエラ国内に既に渡航している方については、不要不急の外出を控え、自らの安全確保に努めるとともに、可能な場合は早期の出国を検討することが推奨されています。
  • 安全対策: 軍事施設や油田などの重要施設には近づかないこと、空港などの撮影は厳に慎むことが求められます。

結び

経済的な混乱と政治的な不安定さが続く中、国民の安全確保が最優先されます。渡航を予定されている方は中止し、現地に滞在している方は大使館からの最新情報の入手に努めてください。

Follow me!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール
PAGE TOP