許さない人々
凶悪犯罪の被害者・ご遺族が許さないってのは解かる。そもそも、許せないだろう。場合によって恨むことよりも忘れることを選ぶ方もいるかも知れない。
ただ、SNSや動画サイト・個人ブログで、無関係な人々がその社会復帰を許さないと話している。しかし、法律上は罪を償ったことになっている という点は、忘れてはならない重要な事実。刑期を終えた者は、法的には再び社会の一員として扱われる権利を与えられているのだから。
そもそも、量刑がおかしいとか、そういう考え方もあるのかもしれないが、そんなこと言い始めたらきりがない。
法律が絶対ではないだろうし、裁判官や検事さん、弁護士さんも完璧ではないはず。裁く権利をそもそもわたしたちは持ってないのだから、個人の正義を振りかざすのは非常に危険なのではないかと思うのだ。
法律に守られてしまった犯罪者を追いかける人
不条理なことに、中学生や高校生にあるいじめによる自殺。いじめてた側がその後の人生を満喫しているという、釈然としない話もよく聞くんだけど、これも不愉快だし憤るのは理解できるのだが、私達がその事件の関係者を裁く立場ではないことをよく理解すべきだと思う。警察がおかしいとか、教育委員会が理不尽だったりとか解かるんだけど、権限のない人間が勝手に行動するとそれもまたいじめになりかねない。
最近話題の旭川の凍死事件だったり、神居古潭の事件のことを話している。
自分もいくつかの事件について早い解決を祈っている。