ひみつの花園 – 1997年

Amazonで自動再生されたのを、なんとなく見ていたら、すっかり引き込まれてしまいました。1997年の映画『ひみつの花園』。この作品、部活ものの青春映画で有名な矢口史靖監督が手掛けた、お金に執着するOLが主人公のコメディなんです。彼の作品の原点ともいえるような、ちょっと不思議で、でもどこか心温まる魅力がありました。

基本情報

『ひみつの花園』は、1997年に公開された日本映画で、矢口史靖さんが監督と脚本を担当しました。主演は、独特の雰囲気を持つ西田尚美さん。彼女が演じるのは、お金がとにかく大好きなOL・咲子です。ひょんなことから5億円入りのスーツケースを手に入れてしまい、それを巡ってドタバタな騒動に巻き込まれていくというストーリーです。作品全体に漂う、どこかクスッと笑えるユーモアと、日常の中に非日常が入り込む独特の世界観が魅力ですね。

矢口監督の「原点」?部活ものとは違う意外な作風

矢口監督の作品といえば、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』といった、頑張る若者たちの姿を描いた青春映画のイメージが強いですよね。私自身もそう思っていました。でも、この『ひみつの花園』を見て、彼の作品の根っこには、もっと日常の中の「変なこと」や「小さな事件」を面白がって描く視点があるんだな、と感じました。普通のOLが突然大金に巡り合うという、ある意味突拍子もない設定なのに、妙に現実味があって、引き込まれてしまうんです。彼の作品に通じる、あの独特のユーモアは、ここから来ているのかもしれません。

5億円入りスーツケース、なぜ捨てた?その結末に思うこと

映画の終盤で、主人公の咲子が手に入れたはずの5億円入りのスーツケースを、結局は手放してしまうんですよね。これには、ちょっと考えさせられました。

最初は、あれだけお金に執着していた彼女が、色々な経験を通して「お金が全てじゃない」と気づいて、欲を手放したのかな、と思いました。ある種の成長ストーリーですよね。でも、もしかしたら、5億円という大金を手にしたことが、彼女にとって重荷になってしまったのかもしれません。大金を持つって、想像以上に大変なことだし、常に誰かに狙われる不安もつきまといます。結局は、お金を手に入れることよりも、普通の日常や心の平穏の方が大切だと感じた、という見方もできるんじゃないでしょうか。

ハッピーエンドの形って色々あるんだな、と改めて感じた結末でした。皆さんは、あのスーツケースを捨てたシーンについて、どう感じましたか?

皆さんのご意見はコメント欄にぜひ!この映画について、感じたこと、考えたこと、なんでも教えてください。

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