令和8年(2026年)2月28日、外務省はヨルダン全土の危険情報を「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」に引き上げました。同日に発生した中東情勢の急激な悪化と、ヨルダン国内の米軍基地を標的とした攻撃の発表を受けた措置です。これまで「レベル1」だった地域を含め、全土で警戒が必要な状況となっています。
参照元:ヨルダンの危険情報(一部引上げ) | 外務省 海外安全ホームページ (情報元の確認はしておりますが、情報に誤りが生じる可能性がございますので、必ず、参照元をご確認ください。)
ヨルダン全土の危険レベル引き上げの背景
令和8年(2026年)2月28日、イスラエルおよび米国によるイランへの攻撃が実施されました。これに対し、イラン革命ガードはヨルダン国内にある米軍基地を標的とする攻撃を行った旨を発表しています。
ヨルダンはシリアやイラク、イスラエルと国境を接しており、周辺国の情勢に極めて影響を受けやすい位置にあります。実際に国内への攻撃リスクが高まったことから、外務省は全土の危険レベルを引き上げる決定を下しました。
滞在中・渡航予定の方への注意事項
中東地域の緊張が極めて高まっており、滞在や移動には重大なリスクが伴います。
- 渡航の中止:観光やビジネスなど、不要不急の渡航は目的を問わず止めてください。
- 安全確保の徹底:既に滞在中の方は、複数の情報源から常に最新情報を入手してください。状況によっては不要不急の外出を避け、政府・軍施設、外国公館(イスラエル・米国大使館等)、観光地、ショッピングモールなど、標的となりやすい場所には近づかないよう最大限の注意を払ってください。
- 航空便への影響:現在、航空便のキャンセルや遅延が発生しています。出国を検討されている方は、空港の稼働状況や各フライトの運航状況を必ず事前に確認してください。
地域的なリスク:国境地帯への警戒
以前から危険レベルが設定されている地域については、引き続き厳重な警戒が必要です。
- シリア・イラクとの国境地帯:ヨルダン側の治安は比較的安定していますが、隣国側の情勢は依然として不安定です。武器・麻薬の密輸や武装勢力による攻撃のリスクがあるため、これらの国境地帯には近付かないでください。
- デモ・抗議活動:アンマンやアカバなどの都市部では、パレスチナ・イスラエル情勢に呼応した抗議活動が頻繁に行われています。一部で暴徒化するケースもあるため、群衆には決して近づかないでください。
緊急時の対応と連絡体制
ヨルダンに滞在される際は、万一の緊急連絡に備え、事前の登録が不可欠です。
- 3か月以上の滞在:必ず「在留届」を提出してください。
- 短期渡航(旅行・出張):外務省海外旅行登録「たびレジ」へ必ず登録し、最新の安全情報を受け取れる体制を整えてください。
お困りの際や支援が必要な場合は、速やかに下記へご連絡ください。
- 在ヨルダン日本国大使館
- 外務省 領事局