外務省は令和8年(2026年)2月19日、アフリカ西部のガンビア共和国に関する危険情報を更新しました。政権基盤は一定の安定を見せているものの、経済不安や過去のクーデター計画など、国内には依然として不安定な要素が残っています。
危険レベルと現在の情勢
| 対象地域 | 危険レベル | 状況 |
| 全土 | レベル1:十分注意してください | 継続 |
1. 政治・経済情勢:不満の高まりに注意
バロウ大統領の政権下で一定の安定は維持されていますが、以下の点に注意が必要です。
- 経済面: 急激な物価上昇により、現政権に対する国民の不満や緊張が高まっています。
- 治安の火種: 2022年12月には一部兵士によるクーデター計画に関わったとして逮捕者が出る事案が発生しており、潜在的な不安定要因が存在します。
2. 一般犯罪:観光客を狙った凶悪事件も
首都バンジュールをはじめ、特に観光客が集まるエリアでは警戒が必要です。
- 一般犯罪: スリやひったくりが多発しています。
- 凶悪事件: 外国人を標的とした刺殺事件や、銃を持った集団による押し込み強盗なども過去に報じられています。
滞在にあたっての重要なポイント
- 日本大使館がない: ガンビア国内に日本の大使館はありません。トラブルに巻き込まれた際は、隣国にある在セネガル日本国大使館(ガンビア兼轄)が対応窓口となります。
- テロ・誘拐への警戒: 現在まで日本人の被害は確認されていませんが、世界的な傾向として観光施設やホテルなど不特定多数が集まる場所は標的となりやすいため、常に最新情報の入手に努めてください。
- 連絡体制の確保:
- 3か月以上の滞在:在留届を提出
- 3か月未満の旅行・出張:「たびレジ」に必ず登録