バングラデシュ:危険情報の更新(2025年12月26日発表)

参照元:外務省 海外安全ホームページ|https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T119.html#ad-image-0

外務省は、バングラデシュの危険情報を更新しました。危険レベルに変更はありませんが、2026年2月に予定されている総選挙を控えた政治情勢の不安定化や、粗製爆弾による被害、テロの脅威について改めて注意を呼びかけています。

危険レベルの詳細

依然として不安定な情勢が続いており、全土で警戒が必要です。

・チッタゴン丘陵地帯(カグラチャリ県、ランガマティ県、バンドルボン県):レベル2(不要不急の渡航は止めてください) ・上記を除くバングラデシュ全土:レベル1(十分注意してください)

治安情勢に関する主なポイント

今後の情勢悪化が懸念される事項として、以下の点が挙げられています。

・総選挙に伴う混乱:2026年2月に実施が見込まれる総選挙に向け、ダッカを含む各地で政治勢力によるデモや突発的な衝突、襲撃事件が発生する可能性があります。 ・粗製爆弾や放火の発生:ダッカ管区を中心に、教会や病院、主要道路で粗製爆弾の爆発が発生し負傷者が出ています。また、公共交通バスへの放火による死傷事案も多発しており、巻き込まれないよう注意が必要です。 ・テロの脅威:過激派組織による爆弾テロの脅威が排除されていないほか、新たな過激派組織の活動も確認されています。 ・チッタゴン丘陵地帯の緊張:少数民族との対立や治安部隊による掃討作戦が続いており、ミャンマー国境の一部では渡航制限も継続されています。

滞在者・渡航予定者への注意事項

・最新情報の入手:たびレジや報道を通じて最新の政治情勢を確認し、デモや集会が行われている場所には近づかないでください。 ・不審物・公共交通への注意:爆発物や放火の恐れがあるため、公共交通機関の利用を控える、あるいは周囲の状況に十分注意を払うなどの対策をとってください。 ・緊急連絡先の確保:在バングラデシュ日本国大使館の連絡先を事前に確認しておいてください。

緊急連絡先 在バングラデシュ日本国大使館:+880-(0)2-2222-60010

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