中東地域の日本関係船舶の安全確保、11月も特異事象なし—海自P-3Cが海賊事案で情報収集

参照元:統合幕僚監部|https://www.mod.go.jp/js/pdf/2025/p20251212_03.pdf

統合幕僚監部は、中東地域における日本関係船舶の安全確保のために派遣されている海上自衛隊の水上部隊および航空隊の、令和7年11月の活動状況を発表しました。活動海域では、特異事象は確認されていませんでした。

11月の主な活動実績(要チェック)

区分活動海域確認した船舶数(11月実績)累計確認隻数
水上部隊オマーン湾の公海・アラビア海北部の公海175隻97,047隻
航空隊アデン湾の公海・アラビア海北部の西側の公海439隻92,916隻

海賊対処事案への対応

11月6日には、ソマリア沖のインド洋上において、マルタ船籍のタンカーが海賊に乗船されたという情報を受け、派遣されていた海賊対処部隊のP-3C哨戒機が出動しました。P-3Cは現場海域に向かい、写真撮影等による情報収集を実施し、その情報を海賊対処を任務とする第151連合任務群へ提供しました。

結び

中東地域の緊張が高い海域において、海上自衛隊は引き続き、情報収集を地道に行うことで、日本関係船舶の安全航行を支援しています。特に、海賊事案が発生した際には、迅速な情報提供を通じて国際的な対処活動に貢献しています。

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