モーリタニアの危険情報、マリ・アルジェリア国境地帯は「レベル4:退避勧告」継続

参照元:外務省 海外安全ホームページ|https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T110.html

外務省は、モーリタニアに関する危険情報の内容を更新し、マリおよびアルジェリアとの国境地帯全域に対し、引き続き「レベル4:退避してください。渡航は止めてください(退避勧告)」を継続しました(令和7年12月9日更新)。

危険レベルと主な理由(要チェック)

モーリタニア国内は地域によってレベルが細分化されており、首都ヌアクショットを含む地域は「レベル1:十分注意」が継続されています。

危険レベル対象地域主な理由
レベル4(退避勧告)マリ及びアルジェリアとの国境地帯全域など武装集団・テロリストの活動が活性化。マリ国軍・武装勢力・イスラム過激派による衝突が継続
レベル3(渡航中止勧告)ティリス・ゼムール州、ホード・エルガルビ州など広範な砂漠地域国土の東半分は軍事地帯として立入禁止。テロ・誘拐に巻き込まれる可能性。
レベル2(不要不急の渡航中止)ダクレット・ヌアディブ州北部、幹線道路沿いの一部地域など幹線道路外の砂漠地帯は不測の事態への対応が困難。
レベル1(十分注意)首都ヌアクショットを含む上記以外の地域テロリストの脱獄事案やテロ計画逮捕事例あり。武装強盗、窃盗、暴行などの一般犯罪が増加

結び

外務省は、レベル4地域に滞在している邦人に対し、直ちに安全な地域へ退避するよう勧告しています。その他の地域への渡航・滞在に際しても、最新の治安情報を入手し、テロ・誘拐に巻き込まれないよう十分な安全対策を講じる必要があります。

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