参照元:農林水産省|https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/251208.html
農林水産省は、鳥取県米子市の農場で確認されていた高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内6例目)について、遺伝子解析の結果、「患畜」であることが確認されたと発表しました(令和7年12月8日)。
患畜確定とウイルスの特定(要チェック)
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門が実施した検査により、ウイルスのNA亜型も判明しています。
- 患畜の確定: 遺伝子解析の結果、高病原性と判断される配列が確認され、「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、当該家きんが患畜と判定されました。
- ウイルス亜型: 当該高病原性鳥インフルエンザウイルスは、H5N1亜型であることが確認されました。
食品の安全性と防疫への協力
農林水産省は、現時点の日本の状況において、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えています。
また、本病のまん延防止のため、現場での取材活動、特にヘリコプターやドローンを使用しての取材は厳に慎むよう強く協力が呼びかけられています。生産者や消費者は、根拠のない噂などにより混乱することがないよう、迅速で正確な情報提供に努めるとのことです。