参照元:外務省 海外安全ホームページ|https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2025C050.html
世界保健機関(WHO)は、令和7年12月1日、コンゴ民主共和国カサイ州で発生していたエボラ出血熱の流行終息が宣言されたと発表しました。最後の患者退院から42日間、新たな症例が報告されなかったことを受けた措置です。
今回の流行は同国で16回目となりましたが、迅速な対応によりウイルスの拡散は食い止められました。
同国は現在、90日間の疾病監視強化を開始しており、WHOは再発時の迅速な対応に向け警戒を維持しています。エボラ出血熱は致死率の高い危険な感染症であるため、十分な手洗いや、野生動物の肉(ジビエ)を食さないなど、引き続き予防の徹底が重要です。